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入浴前後に飲むと良い飲み物と控えたい飲み物

入浴前後に飲むと良い飲み物・控えたい飲み物 浴室の予備知識

入浴の前後で何を飲むかによって、体調の回復や疲労感に大きな差が出ることをご存じでしょうか。

お風呂に入ると心身が温まってリラックスできますが、汗によって体の水分やミネラルが失われるため、水分補給が大切です。

ここでは、入浴前後におすすめの飲み物と控えたい飲み物をご紹介します。

入浴前におすすめの飲み物

入浴前におすすめなのは、常温の水や白湯です。

入浴中は大量の汗をかくため、事前に水分を補給しておくことがとても大切です。入浴の15~30分前にコップ1杯の飲み物を摂っておくと、体調が安定しやすくなります。

白湯は体を内側から温めて血流を促し、胃腸にもやさしく吸収されます。また、ミネラルを含んだミネラルウォーターなら汗で失われる成分を補えます。さらに麦茶もカフェインを含まないため安心で、ミネラル補給に適しています。

逆にカフェイン入りのコーヒーや緑茶は利尿作用で水分が排出されやすくなり、心拍数も上がりやすいため控えたほうが良いでしょう。特に入浴中は心臓への負担を避けることが大切です。

入浴後におすすめの飲み物

入浴後は水分だけでなく、汗で失ったミネラルも補う必要があります。

そのため、スポーツドリンクはもっとも効率的な選択です。イオン飲料を摂ると、水だけのときより体内の水分バランスが回復しやすいこと言われています。発汗量が多い場合や脱水が心配なときは経口補水液も最適です。

また、常温の牛乳や豆乳はカルシウムやタンパク質を補える飲み物で、体を冷やさずに栄養を取り入れられます。さらに100%果汁ジュースもカリウムやビタミンCの補給に効果的です。

ただし、飲むときは一度にたくさんではなく、コップ1杯程度を少しずつこまめに飲むのがポイントです。

控えたい飲み物と注意点

入浴前後で控えるべきものはアルコールです。アルコールは強い利尿作用があり、脱水を進めて血圧の変動や意識障害を招く危険があります。同様にカフェイン入りの飲み物も水分補給には不向きです。炭酸飲料や糖分の多い清涼飲料も血糖値を急に上げて体への負担が増えるので避けましょう。

さらに、飲み物の温度にも注意点が必要です。冷たい飲み物を一気に飲むと、温まった体が急に冷やされ、自律神経のバランスが崩れたり、胃腸の調子を悪くしてしまうことがあります。

そのため、常温の水や白湯のように体温に近い温度の飲み物を選ぶと安心です。常温やぬるめの飲み物は消化器への負担が少なく、血流を促してリラックス効果も得られます。

また、入浴後の水分補給では、一度にたくさん飲むのではなく、こまめに分けて補給しましょう。少量ずつ飲む方が体にやさしく、効率よく水分を体内にとどめることができます。

まとめ

入浴では多くの汗が出るため、前後の水分補給が重要です。

入浴前は常温の水・白湯・麦茶を、入浴後はスポーツドリンクや牛乳、果汁ジュースなどで水分とミネラルを補いましょう。

そして、アルコールやカフェイン、冷たい飲み物は控え入浴後は「こまめに」「常温で」水分を摂ることがポイントになります。

この記事を書いた人
山本 ゆうか

私の中でお風呂が一番のパワースポット。

私は、自分だけのプライベートを楽しめる特別な浴室空間が大好きです。
お風呂は私の中で一番のパワースポットであり、日頃の仕事や遊びの疲れを一気に癒してくれます。

このサイトを立ち上げたのは、プライベート空間であるお風呂の魅力を語りたいと思ったからです。このサイトの目的は、プライベート空間であるお風呂をより良いものにするための知識を広めたいということです。

私は、浴室のこだわりについて様々な情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。

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